1)気管支喘息
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■ステロイド吸入剤がさらに改善されて、良い効果を上げています。 |
2)慢性閉塞性肺疾患
(COPD)
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■気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫などで、空気中の酸素の取り込みが困難になり、息苦しさのひどい方には、在宅酸素療法(HOT)を行っています。※詳細はコチラ
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▲酸素濃縮機 |
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■これは、酸素ボンベの代わりに酸素濃縮器(小さな冷蔵庫の大きさ、コンセントに接続すれば酸素ができる)を家庭に置き、酸素吸入を行います。肺結核後遺症、じん肺などの方にも適応があります。 |
■COPDの治療で在宅酸素療法(HOT)を受けている患者数 約30名 |
3)睡眠時無呼吸症候群
(SAS)
※詳細はコチラ
▼C-PAP
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■平常は3〜4秒に一回は呼吸をしていますが、睡眠時に10秒以上、ひどい人は、1〜2分呼吸が止まることがあり、そのため睡眠が十分に取れず、昼間の活動が阻害される疾患です。いびきも伴います。
■そんな方は、まず自宅でできる簡易検査(スクリーニング)、その結果のひどい人には詳しい検査PSG(ポリソムノグラフィー)を行います。これは、午後7時30分ごろおいでいただき、睡眠中の呼吸の状態、睡眠の深さなどを調べるもので、翌朝の8時ごろに帰宅できます。(PSGの検査日は、月曜日と金曜日です)
■その結果でいろいろの治療法があり、特にひどい人にはCーパップ(C-PAP)という、睡眠中にマスクを装着して空気を持続的に気道に送り込み、気道を広くする器械を使用します。劇的に治療効果が上がる事があります。
■交通事故の原因の一部にSASが関係していると考えられます。思い当たる人は検査を受けてください。中学・高校生にもいますのでご用心ください。 |
■Cーパップで治療中の患者数 約100名 |