睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群とは……?
睡眠中に頻回に無呼吸(10秒以上患が止まること)が生じる病気を睡眠時無呼吸症候群と言います。
この病気では、1晩に30回以上、または1時間当たり5回以上の無呼吸が出現します。
こんな症状はありませんか?
●いびきをかく。 ●息苦しさで目が覚める。
●家族から眠っている時に息が止まっていると言われたことがある。 ●以前に比べ、集中力が続かなかったり、考えがなかなかまとまらない。
●睡眠時間は十分とったはずなのに、昼間に眠気がある ●朝、起きた時に頭が痛かったり、頭がスッキリしない、頭が重い感じがする。
●朝、起きた時にのどが渇く。 ●足などにむくみがある。
●体がだるい(全身倦怠感)。 ●夜間何回もトイレに行く。
※この病気では自覚症状がある人もいますが、全く自覚症状がない人もいます。
ご心配の方は、昼間の眠気テストをやってみましょう。ご家族の皆さんもご一緒にどうぞ。
Epworthの眠気テスト(ESS)
眠くならない:0  まれに眠くなる:1  しばしば眠くなる:2  よく眠くなる:3
1.座って読書をしているとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
2.テレビを見ているとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
3.公の場所で座って何もしないとき(たとえば劇場や会議) 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
4.1時間続けて車に乗せてもらっているとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
5.状況が許せば、午後横になって休息するとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
6.座って誰かと話をしているとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
7.昼食後(お酒を飲まずに)静かに座っているとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3
8.車中で、交通渋滞で2〜3分止まっているとき 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3

各設問の答えを合計した点数が10点未満の方は正常です
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10点以上の方は・・・
睡眠時無呼吸症候群の検査をおすすめします。